四柱推命の奥深さを考えますと止まらないものです。
勿論、命術全てにおいて奥深いです。
ただ、今現在の私がメインにしている四柱推命だからこそ考える事が多くなるので、今回は四柱推命の奥深さを語りたいと思います。
四柱推命と云うのは八字です。
- 年の干支
- 月の干支
- 日の干支
- 時の干支
それぞれの干支が四柱そろって八字となります。
干支とは六十ありまして、甲子からはじまり癸亥でおわります。
上元・中元・下元となると六十干支が三つ揃って、180干支になります。
四柱推命には三元は不必要とされますが、本来でしたら考慮しても良いと思っております。
この干支は隣り合わせですと化学反応のように変化が起こる事があります。
変化が起こりますと、本来の命式とはある時期には別人格のようになったり、環境がガラリと変わる場合があります。
人が変わったようになると周囲が感じる時もあり、環境が別世界だと命式を持つ人が感じる時もあります。
基本的に変化しないという考え方もありますが、そこに変化が起きてどのようになっていくのかが大変重要なので、生まれ持った命式が10年ごとに巡り替わる大運の干支や、一年毎に巡り替わる流運によってどのように変化するのかというのは大きな事なのであります。
四柱推命は命術のみにとどまらず持つ名前の五行のも影響していきます。
そのため、命名というのは命式を読み、吉凶を読み、人生の流れを読み名前を決めるのです。
五行のバランスはとても大切であるので、家族の命式もとても重要になります。
家族と一緒に過ごす事、友人と同居すること、恋人と同棲すること、これら全て生活で共に過ごす事が多いので影響があります。
たとえば、火の五行が強すぎる場合は、水の五行が程よく強い人と一緒に居ると相殺されて水の五行の特徴が加わり、水の五行が強い人は火の五行が強い人の特徴が加わるのです。
周囲の環境により吉凶が決まるというのはこの様な影響も出るからです。
そうして考えて、周囲とのかかわり方などをどのようにすべきかと脳内シュミレーションをしていきます。
古い四柱推命の文献には対人関係でこのようになるという例があるものがあります。
古いので妾や側室の話も出てきます。
時代によって読み方を変えるというのは、時代の呼び方が違うだけで対人関係の在り方の読み方はあまり変わらないような気がします。
関係性や陰陽五行を考えますと、本当に止まらないです。
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